ガンダムフロント東京「シャアを語ろう! 池田秀一×潘恵子トークショー」に行ってきました
5月10日、ガンダムフロント東京の開業1周年を記念して開催されている『機動戦士ガンダムの誕生とシャア・アズナブル展』と、池田秀一さん、潘恵子さんの「シャアを語ろう! 池田秀一×潘恵子トークショー」を見に行ってきました。
池袋サンシャインで行われたガンダムEXPOでの『IGLOO2 重力戦線』発売記念の今西監督のトークショー、30周年記念のガンダム BIG EXPOでの「UCのキャスティング発表会」、「ザビ家の肖像」とこれでまで観覧(ザビ家の肖像の時は席の横で)してきましたが、今までで一番女性の観覧率が高かった。やっぱりシャアが好きな方が集まったからでしょう。
IGLOOの時は女性はほとんどいなくまわりは1st世代の男性ばかりで居心地が悪かったのですが、今回は同じ世代の女性が多く見受けられたのでちょっと安心しました。
池田さんが好きなシーン、潘さんが好きなシーン
池田さんはテキサスコロニーでのアルテイシアとのシーンをあげていました。「ア・バオア・クーでの『お前ももう大人だろう』のシーンもそうですか、戦いの中で静かなシーンだから」とのこと。
著書や過去に行われたインタビューなどでもそうですが、池田さんは「セイラ」ではなく「アルテイシア」と呼ぶのがファンとしてはちょっと嬉しい。
「すぐに木馬を降りろ。地球に下りれるだけの金塊は残していく。私がマスクをしているわけがわかるか。私はお前の知っているキャスバルではない。シャア・アズナブルだ。過去を捨てた男だ」
BGMに合わせて池田さんが演じてくれたのですが、インタビュー中の柔和な声から一転し「シャア」がそこにいました。
シャアカッコいいよ!シャア!
一方の潘さんは、アムロとの「なぜなの?なぜ遅れて私はあなたに出会ったのかしら」のシーン。
潘さんもお茶目で可愛らしいでも大人の女性の声から、少女ララァのになっていたのがさすがです。
ララァ可愛いよ!ララァ!
お二人とも、隣にララァがいるのにセイラ、隣にシャアがいるのにアムロと笑いながら話していました。
そのほか池田さんからは「当時スタジオの隣がラブホテルで出待ちの子たちが大勢いてホテル側からスタジオに営業妨害だと怒られたことがあった」とか、「古谷君は昔お酒が飲めなかったらから付き合いが悪く、つまらない男だと思っていた」とか、「役者が7、8人しかいなかったから永井さんのように何役もやる人がいて、自分も一度やってみたけれど失敗だった。それ以来やらなかった」、潘さんからは「チャコさん(白石冬美さん)と一緒にジーク・ジオン!とやったんですよ」といった裏話も聞けて楽しかったです。
終わりの挨拶で「来年の35周年はいろいろやりますから」といったことを池田さんがおしゃっていたので、なにかイベントなどが開催されるよう。いまから楽しみです!
『機動戦士ガンダムの誕生とシャア・アズナブル展』
今までも公開されていた1/1 シャアザクヘッドに加えて1/10サザビーが初めて展示されていました。
撮った画像では光の加減でわかりにくいかもしれませんが、このサザビーはガンダムフロント東京内の『DOME-G』の映像に登場する新デザインだそうで、腰にある「CD」のマークが変更されていてセリフ・明朝体でCDと入り、文字が枠で囲われておりただのデカールっぽくなっていたのが非常に残念でした。
その他、CDやLD-BOX、DVDなどで使われたシャアの絵、北爪さんの『逆襲のシャア』でのシャアのキャラクターデザイン初期稿が展示されていました。
安彦さんや北爪さん、恩田さんなどが描いたシャアの絵はこれまでも見てきたものだったり、画集やCD、LD-BOXなど持っていていつでも見られるものなので特別感動しなかったのですが、初公開の北爪さんのキャラデザ初期稿を見られたのは良かったです。
私の好みで言えば、決定稿のシャアのどこかの若社長風なものより、総帥の威厳というのは少ないかもしれませんが若々しい感じがして初期稿の方が好きだなと思いました。
撮影ができないのとうまく説明できず伝わるかわかりませんが、決定稿のシャアと比べて髪がパラパラと落ちていてもっと線の細い優男風、少女漫画に出てくる二枚目というか(夫いわくチャライ感じ)、富野監督作品や他の宇宙世紀のものより『W』、『SEED』『00』に出てきそうなキャラクターでした。
男性と女性とで好みが別れると思いますが、髪がパラパラと落ちている感じが麗しく私は初期稿の方が好き!です。
あれ?こんなのあったっけ?壁面を飾る企業ロゴ
ガンダムフロント東京オープン間もない頃に来たときには気が付かなかったのですが、ショップとの間の通路の壁面にイベント開場などでよく見かけれるスポンサーロゴのようにガンダムに登場する(後づけ含む)企業のロゴが掲載されていました。
アナハイム・エレクトロニクスなどはよく見ていましたが、ミライさんちことヤシマ重工のロゴは初めて見ました。
この企業ロゴがある通路にはモビルスーツのガンプラやフィギュアなどが展示されていたので熱心に撮影している男性が何人もいらしたのですが私はモビルスーツには目もくれず、ロゴばかり見ていたのでした。