「機動戦士ガンダム展」も行ってきました
六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催中の「機動戦士ガンダム展」にも行ってきました。
松戸にあったミュージアム、池袋サンシャインで何度か開催されたガンダムEXPO、生演説で燃え尽きた30周年ガンダムBIG EXPOなどガンダムの展示会は何度も見てきて、いまさら目新しい物は無いだろうと大河原邦男展に行くついでで行って来たのですが、大間違いでした。
ガンダム展、いや「安彦良和作画展」です。ガンダムオタクにはお馴染みといえる富野監督の設定資料の他は安彦先生の原画ばかりでした。
1話から順に色の指示などが書き込まれた作画が展示されていて、これは初めて。目新しい物は無いだろうと当初行くつもりはなかったのですが、行ってよかったです。
一番良かったのが、ギャラリーを入ってすぐに始まったCG映像。
そこはホワイトベースのブリッジで、後ろの艦長席にはブライト、前には舵を握るミライと通信士のセイラ。
ガンダム第5話「大気圏突入」です。
音声は当時のアーカイブ。それだけで感動。
「ぐぽ〜ん」という音とともにブリッジの窓からシャアザクのヘッドがアップで映り、「民間人に危害は加えない」というシャアのセリフが続きます。ここは新録ですね。
シャアザクがカプセルに格納され、クラウンが大気圏で燃え、ガンダムはフィルムで無事突入、そして流れる井上大輔さんの「哀・戦士」。
オルテガハンマーですっ飛ばされるマチルダ、ガルマが死の直前に思い浮かべるイセリナ、大西洋に散るミハル、ズゴックの貫手、僕にはまだ帰れるところがあるんだ、と名場面集。
何度も、何度も見てきた映像なのに感動してしまいました。