私がコミックになりました ―『ガンオタの女』
私がコミックになりました。
ガンダムエースの増刊号『ガンダムエーススペシャル お笑い特集号 2006年 11月号』に掲載の、左菱虚秋作『ガンオタの女』のお話。
いえ、実際には私の話ではありませんが、まるで私そのものです。
ガンプラやらジオン公国旗やらといったガンダムグッズが飾られた主人公の部屋と、私の部屋はそっくりです。
シチュエーションは少し違いますが・・・
先日、正確には10日前、ブチ切れ!で携帯電話を真っ二つにへし折って、愛しの赤いヤツらのデータが消えたばかりです。
「あぁ、新しく携帯電話を買ったら、壁紙とか、着うた®とか着ボイスとかをまたダウンロードしなきゃ・・・」と思いました。
新しく買う携帯電話はもちろん赤い機種です。
物語はそっくりで、私の生活を密着取材したかのようです。
結婚式の当日に翼の生えた白いガンダムにさらわれるより、赤い機体にさらわれたい。
いや、それよりも、アタッシュケースにぎっしり詰まった金塊を投げてよこしてくれる方が良い。
オタクで引きこもりで、一歩間違えればニートな天パより、出自はイイトコのボンボンでも、リストラされても工事現場で働ける生活力、機体がボロボロになっても生き延びる生命力がある方が良いに決まっていますよね。
『ガンオタの女』を読んで、私と同じように「これは私の話だ!」と思った方が、きっといると思います。
そう、この『ガンオタの女』は、ガンダムオタク、シャアオタクの女を描いたコメディですが、登場する人物などは、事実に基づいた、限りなくノンフィクションに近いフィクションです。