『ザビ家の肖像 -ジーク・ジオン-』も見てきました
「ガンダム BIG EXPO」のスペシャルステージ、『ザビ家の肖像 -ジーク・ジオン-』も見てきました。
じつは、これが一番の目的でした。
アムロ役の古谷さんや、シャア役の池田さんはイベントでよく登場されますが、その他の役者さんたちはなかなかイベントに登場されません。それになんと言ってもジオン!
宇宙世紀にその歴史を刻んだザビ家が集合。各シーンと共にザビ家の一年戦争を振りかえる
とあれば、ジオン派の私が期待しない訳がありません。
なので観覧の整理券がもらえるようにと開場1時間前に入り口に着いたのですが、遅かった。
既にものすごい人が並んでいて、『ザビ家の肖像 -ジーク・ジオン-』観覧の整理券はあともう少しのところで定数に達してしまったのでした。
なので第二希望だったユニコーンのステージを見て終わった後、ステージからうんと離れたところで立ち見です。
役者さんが、名シーンをその場で演じてくださいました。
ガルマ役の森功至さんは、「ジオン公国に栄光あれ!」のシーンを、ドズル役の郷里大輔さんが「やらせはせんぞ!」のシーンを演じられました。
キシリア役の小山茉美さんは、ギレン役の銀河万丈さんと「兄上も以外と甘いようで」のシーン。 TV版デギン役の永井一郎さんは、これまた銀河さんと「せっかく減った人口です」「貴公はそのヒトラーのしっぽだな」のシーンを演じられます。
永井さんはさらにおまけで、オープニグのナレーションも披露していただけました。
生「人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった」ですよ!
森さんは「ここにシャアはいないよね?」と笑わせたり、郷里さんは厳ついけれど家族思い、部下思いのドズルのように優しさが溢れている感じですし、永井さんはお茶目な波平さんのようなのに、それぞれのシーンが映されるとすぐに役に切り替わる姿が迫力でした。
小山さんは、キシリアがマスクをしているシーンの時は口に手を当ててセリフを話していたというエピソードを披露してくださいました。
最後に名シーンを演じられるのが、銀河さん。
これはもしかして? と思ったら、ステージに演説台が設置されました。
観客の「ザビ!ザビ!」というコールが起こり、それからあの演説がスタート。
我々は一人の英雄を失った。これは敗北を意味するのか?否!始まりなのだ!
そこに、ギレン総帥がいて、私たち観客はジオン軍人になったような気分です。
国民よ立て!悲しみを怒りに変えて、立てよ国民!ジオンは諸君等の力を欲しているのだ。 ジーク・ジオン!!
銀河さんが拳をあげられると、みんなで「ジーク・ジオン!!」のコール。
この一体感がたまりません。
みんな、好きだよね、もう。
この演説で興奮しすぎてぐったりして、前売り券購入者がもらえる「特製プラモプレート」の事をすっかり忘れて、もらい忘れて帰ってきたのでした。