ガンダムフロント東京に行ってきました
混んでるであろうオープン直後とGWを避け、5/7(月)にお台場に出来たガンダムフロント東京に行って来ました。
買っていたチケットの時間より少し早めに行き、無料ゾーンを見てから有料ゾーンへのコースです。
ガンプラTOKYOをさらっと見た後、ガンダムのファッションショップ「STRICT-G」へ。
欲しかったエピソードTシャツのシャアのものは案の定売り切れで、店員さん曰く「再入荷の予定はあるものの未定で、入荷してもすぐ売り切れてしまう商品」とのことでした。でしょうね。
まだ入場時間まで間があったので、再度ガンプラTOKYOの場所へ行ってふと気が付きました。そういえば、さっき見に来た時に何も考えず左側へ体が向き、そのまま回れ右で出入口を出たなと。
あれ?と、出入口方向からガンプラの展示スペースを見て気がつく。出入口から向かって左側の方が圧倒的にお客さんが多い。いや、むしろ右側はスカスカ。9対1ほどの割合で左側の展示スペースに人が多く集まっています。
出入口から向かって右側はキラキラした展示物に対して、左側は右側と比べて色合いが地味。
ああ、左側は宇宙世紀で右側はそれ以外なんだ。
GW明けの平日の昼間で、客層が20代半ばから40代とそのお子さんのため、必然的に宇宙世紀のガンプラに体が向くというわけですね。
夕方以降や休日なら、もう少し違うのでしょうね。
いざ有料ゾーンへ 〜 DOME-G 〜
ドーム型のスクリーンで映し出されるCG映像は、2009年に1/1ガンダムが立った時のプロローグから始まり、1st以降の作品が左右、上、後ろとドーム型のスクリーンいっぱいにめまぐるしく映しだされていきます。
スタートしてわずか2、3分ほどで目がまわり、気持ち悪くなってしまいました。
スタートする前にオペレーターの男性が「気分が悪くなったら声をかけてください」と言っていた意味が分かりましたよ。
宇宙空間でのビームライフルや爆発の光の映像もあるので、『部屋を明るく離れて見てね』のアレで更に気分が悪くなったのかもしれません。
途中、OOとAGEのシーンでの『中休み』と、それに続くU.C.0093の時のシャアの演説がなければ持たなかったかもしれません。
だって目の前でシャアの演説ですよ。シャアに集中し、自分もネオジオンの一兵士になった気分になり、グッと熱いものが込み上げてくるに決まっているじゃありませんか。そのおかげで気持ち悪い〜となっていた体調も上向きに。シャアのゲルググとザク対アムロのガンダムという新作CGで、気分が盛り上がりに盛り上がって復活したのでした。
「そんなんじゃ宇宙空間でパイロットやれないよ」
「いや、車の運転でも他人の運転(ジムカーナ地区戦〜全日本クラス除く)だと酔うけど、自分の運転なら酔わないから大丈夫」
わりと人気者の主人公アムロ
キャラクターフォトスポットで気がついたのは、アムロの人気。
1st世代よりちょっと年配のご夫婦は、奥様が15歳のアムロと記念撮影。小さな男の子も15歳のアムロと記念撮影。
例えば観光で来られたガンダムオタクではない方がガンダム=アムロということで、アムロと記念写真をとるのは当たり前の光景だと思います。お父さんに連れてこられた幼稚園ぐらいの男の子も15歳のアムロと記念撮影していました。
『今時の子供のお父さんは1st世代からもう少し若くて30代半ば、宇宙世紀のガンダムを見て育った人たち。そんなお父さんによって、物心付く前から1stから続く宇宙世紀のガンダムを見て育てられているのだから(代表:知人の家族)、AGEが子供にウケないのは当たり前だ』と考えていましたが、やっぱりね。
だって来ていたお父さんはAGEはもちろんSEEDやOOのキャラクターでもGのキャラクターでもなく、ガトーと記念撮影しているんだもの。あの少年は、もう少し大きくなったら立派なジオニストになることでしょう。いや、それともお父さんに反発して連邦派か?
初の展示物
ミュージアムスペースでは、安彦良和先生の描きおろし新作画が展示されていました。
大きく描かれたシャア(ギレンとキシリア、アムロもいたと思う)。1stのシャアにしては珍しく仮面を着けていません。
安彦先生特有のムチっとした口元から頬のラインが可愛い。
富野監督の作品のラフ画、絵コンテもガンダムEXPOなどでは見かけなかったので初展示だと思います。
逆襲のシャアの予告編の絵コンテに「グッ グ グ」というように擬音で指示出しがしてあって、擬音で会話が成り立つ車バカと一緒だなと思ったのでした。
そんなこんなで、有料ゾーンは1時間弱で見終わったのでした。
有料ゾーンへ行く、三半規管に自信のない方はご飯を食べた後は避けた方が良いと思います。お昼ご飯前でもキツかったので。
Link:
Flickr: ガンダムフロント東京 2012/05/07