ちょっとしたブログならTumblrでいいんじゃない
以前より、「簡単にはじめられてGoogleアドセンスなどの広告を設置して収益を得ることもできるし、ちょっとしたブログならTumblrで良いのじゃないかな」と思っていました。
ブログじゃアレだし、ツイッターじゃ文字数制限あるし、Facebookもなんだかなーだし、なんかだだっと書き殴れるようなちゃんとしたブログじゃないから毒吐いてもいいようなテキトーなのをやりたいな。ってそれTumblr
— ちのさん (@CharAznable) 2013年3月27日
ということで、前からやっていたTumblrとは別にもう一つTumblrでブログを作りました。
テンプレートはこのブログと同じようにBootstrapを利用しています。
Tumblrについて
Tumblrの最大の特徴である「リブログ」については本家サイトやその他ユーザーの紹介記事を読んでもらうとして、なぜ「ちょっとしたブログ」にTumblrが良いのかブログとしての機能を挙げてみます。
- ブログとして
- 1つのアカウントで複数のブログを作れる
- 無料
- 独自ドメインが使える
- 固定ページが作れる
- テンプレートについて
- 無料・有料のテンプレートが豊富
- テンプレートのカスタマイズが可能なのでオリジナルのものが作れる
- 海外のWebデザイナーが作成した素敵なテンプレートが9ドルから49ドルで利用できる
- テンプレートに「いいね」ボタンや「ツイート」ボタンなどが設置できる
- コメント欄はFacebookやDisqus(ディスカス) を利用することで設置可能
- メールフォームはiframe(インラインフレーム)を使い、Googleドキュメントやレンタルサーバーにアップしたcgiを使うことで可能
- 投稿画面について
- Facebook、Twitterとの連携でマルチポスト(同時・自動投稿)ができる
- 画像の投稿はファイルを投稿画面にドラッグアンドドロップ
- YouTubeの動画を投稿するにはブックマークレットをクリックするだけ
- メール投稿機能で携帯電話・スマートフォンから記事をアップできる
このように、ちょっとしたブログであれば必要にして十分です。いやむしろ投稿の簡単さから言えば普通のブログ以上の使い勝手の良さです。
小規模なビジネスサイトとしてもOK
私はフリーでWebサイト制作の仕事を請け負っています。
先日、Webサイトのリニューアル案件を請け負う際にクライアントにそれまで使用していたMovable TypeからTumblrへの変更の提案をご納得いただき、サイト自体をTumblrに変更することになりました。
「アメリカ政府 や、Instagram などの様々なWebサービスのブログ、レディ・ガガ や女優の水野美紀さん も使っていますよ」というのが効きました。
クライアントは企業ではなく個人のお客様。くわしくは申し上げられませんが、創作活動をされているアーティスト(デザイナー)さんです。
クライアントの「個展やイベントへの出展、作品の販売についてを掲載したい。自分で更新したい」という要望から、前任者は当時流行りだったMovable Typeを提案したのだと思います。「Movable Typeのカスタマイズ」といえば、それなりの料金もいただけますしね。
ですがクライアントにとってはMovable Typeでは多機能過ぎて使いこなせていないのがよく分かりました。
ブログというと某IT系営業会社(笑)のブログサービスを利用しがちですが、ブログは広告で埋め尽くされ個人の日記ブログとしては良くても、公の情報発信のツールとしては不向きです。
またその他にもブログシステム(サービス)がありますが、サービス開始間もないころからさんざん使ってきた経験からTumblrをおすすめしたしだい。
正直言いますと、Tumblrなら「サポートが楽」という考えもありました。
テキスト入力画面や個別ページで表が使えない、某IT系営業会社のブログサービスで使えるような絵文字が使えないといった多少の制限がありますが、公なものとして使うのであれば絵文字は必要ないでしょう。また表は、見出しとリストを活用することで代替が可能なレベルだと思います。
ということで、ちょっとしたブログならTumblrがオススメです。
Link:
Tumblr