『機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画』が面白い
一年戦争末期、0079年12月。
サイド3で発生した、ジオン要人の暗殺事件。
国家公安捜査官レオポルド・フィーゼラーは、捜査をするうちに犯人の本当のターゲットはギレン・ザビということを知ります。
総帥府と親衛隊、ギレンを疎ましく思うキシリア、謎の人物レギンレイヴと武力蜂起を企てる首都防衛大隊。
それぞれの勢力の思惑が複雑に絡み合ったサスペンスタッチのストーリーでしたがいよいよ武力蜂起となり、スピード感のある戦闘シーンはまるで戦争映画、アクション映画のような「これこそガンダム」な展開になってきました。
キシリアのほか、ダルシア首相や「めぐりあい宇宙」と「ギレンの野望」でおなじみのセシリア・アイリーンが登場します。
ザクとドムの戦闘シーン、ガルバルディの登場、「0080」の『ルビコン計画』に触れられていたりと、ガンオタが思わず食いついてしまう要素がつまっています。
そして決定的なのが「この国を本来治めるべき者に戻す」と言う、ダイクンの遺志と若き継承者を守護する『ジオンの盾』。
キャスバルが新しき時代を志す意思を示したことで、最後のダイクン派と呼ばれるアンリ・シュレッサーの元に結束を固める首都防衛大隊。
ダイクン派の、シャア派の私のツボを直撃ですよ!!
もうすぐ迎えるクライマックスを前にして、今、コミックを読み返しています。
この後どんな風に結ぶのか、楽しみでなりません。