野良猫の赤ちゃんを保護しました(その2)
赤ちゃん猫を保護した2日目の昼(6月6日午後13時ごろ)、ママのあーちゃんが戻ってきました。
あーちゃんの母猫、色柄の濃い三毛の通称みーちゃん(この春に出産したが、死んだか誰かに処分された様子)がいれば託せるかと思ったのに見かけないし、どうしようかと思った矢先に戻ってきました。
私はうちからすぐのところで仕事をしているのでお昼休憩の時間にミルクをあげに戻ったところに姉妹猫のしっぽちゃん(尻尾が指の第一関節ほどの長さしか無くコーギーみたいな後ろ姿なので)と2匹揃って登場です。
あんたもうなにやってたのよ!
部屋にあげたら赤ちゃんにおっぱいを飲ますかなと思ったのですが、赤ちゃん猫の鳴き声に無反応。
無理やりあーちゃんを段ボール箱に入れ、赤ちゃん猫をお腹に置いてやるとやっと分かったみたいでかいがいしく世話をやきます。
赤ちゃん猫も力強くママのおっぱいを飲みだしたので一安心で仕事に戻りました。姉妹猫のしっぽちゃんもしかたないので部屋に残したままです。
仕事から戻り窓を開けてやるとしっぽちゃんが出て行きましたが、あーちゃんは赤ちゃんを連れて出て行く気配がありません。
人間がドタバタと音をたてたりはなが唸ったりと、決して安心して赤ちゃんを育てられる環境ではないだろうに。
その後いつでも出ていけるようにと窓を少し開けていたので、トイレや近所の巡回をするのに出たり入ったり。
Amazonの段ボール箱で作ったトイレを用意してあげているのに、気に入らないですか、そうですか。
数時間帰ってこないのは、安心しているということですか。
うちは託児所ですか、そうですか。
* * *
朝、何度目かのミルクタイムでスポイトで飲ませるコツがなんとなく分かり、床に座って膝をクロスさせ、その膝小僧でつかまり立ちのような体勢をさせるとうまくチュパチュパと音を立てながら飲んでくれました。わずか数時間のミルクやりで赤ちゃん猫にすっかり情が移ってしまっていたので、ママが戻ってきてくれてちょっと寂しくも一安心。
里親を探さなくちゃね。
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