猫それぞれのこたつライフ
猫を飼わないと分からないこと。それは、猫はこたつで長くなる。
そして時どき「暑い」と出てきては、上手におしりだけこたつに入ったままの格好で暖をとります。
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はなは夜寝ている時や外出中、居間に誰もいないと自分で勝手にこたつに入っているのに、誰かこたつに入っているとその人の腰の辺りを一所懸命掻いてこたつに入れてとアピールします。
そんなはなもこの冬は、夫婦どちらかの膝の上。なぜかと言うと、大嫌いなしっぽちゃんと子供たちがこたつの中に入っているから。
膝の上に乗ってくるのは可愛いのですが、はなは体重が4kgもあるため重く、かなり疲れます。
あーちゃんははなと喧嘩にならないよう寝室で、オイルヒーターの横でひとり静かに丸くなっています。
はなとあーちゃんの過ごす部屋を時どきチェンジしているのであーちゃんをこたつに入れてあげようとすると、しっぽちゃんがすでに入っているのが嫌なようでしっぽちゃんを威嚇します。
最近、あーちゃんはしっぽちゃんのこともちょっと嫌いになってしまったようです。そういえばお母さんの濃い三毛ちゃんと姉妹の薄い三毛ちゃん(あーちゃんとしっぽちゃんの叔母さん、伯母さんにあたる)も仲が悪かったようでした。
なので結局あーちゃんは私の膝で、肩までこたつ布団を掛けて過ごします。