アルトワークス(HA36S)のファースト・インプレッション
アルトワークスの4WDに乗る事になりました。ファースト・インプレッションです。
アルトワークスが発売されてからしばらく経ちましたので、今回乗ることになったのは
2型です。駆動方式だけでなく、発売当初の1型と2型では、また違った感想になると思います。
(→ その後FFに乗り換えました)
運転して感じた11のポイント
- 4駆のみに搭載されているPTCヒーターなるもの(参照: アルト ワークス 快適装備 )のおかげで、暖房の効きが早くて良い。水温計のランプもすぐに消える
- 後部座席が広くて良い。その分、ラゲッジスペースの奥行きがないけど
- 半クラの位置が分かりにくい。シフトがちゃんと入ったのかもよく分からない。そのうちに慣れると思う
- FFベースの4駆なので、FFの「頑張って曲がってます!」感がない。その代わり、FRの「(きちんと荷重移動ができていれば)何も考えなくても勝手に曲がる」感もない
- 車両重量が720kgと軽く、パワーは普通小型車並の64馬力あるため、スタートダッシュが軽くて良い。ヴィッツ(NCP91)は重かった
- 最近のターボだから、昔のターボ車(FC3S)とは違って低速を補ってくれる感じ。好き嫌いが別れるね
- 最近の軽だからシート位置が高く、椅子に座っている感じ。目線が高い
- 専用レカロはSR7系の、太もものホールド部分が浅いもの。市販のものと比べて座面がふかふかで座り心地はラグジュアリーに感じる。SR3やSR6の太ももをしっかりホールドしてくれるのが好きなので少し残念
- カヤバの足が硬い。しっかりしている風。そんなにぶん回さないしこれで十分
- 最近の車の「ブレーキパッドの初期タッチが強すぎる問題」がない。コーナリングが楽で良い
- 最近の車なのでヘッドライトはLED。前を走る車のご迷惑になっているのではないかと心配になるぐらい
* * *
「初期タッチが強くないブレーキパッド + KYB製ショックアブソーバー + エンケイ製らしいアルミホイールとPOTENZAのタイヤ 」の組み合わせは、私の好みに近いです。
FFベースの4駆なので、コーナリング時の安定感があり、「もう少しイケるかも」と思わせてくれます。ただ、FFの『曲がるのが面倒くさい』感じもなければ、FRの『リアがぐぐっと押し出される』感じもないため、優等生的な走りというか、ワークスの『じゃじゃ馬』っぷりは感じられないかもしれません。
1型のFFではじゃじゃ馬っぷりが健在だったようなので、『じゃじゃ馬を扱いたい』場合はFFの方が良いかもしれません。
安定感の4WDか、じゃじゃ馬のFFか、好みが分かれそうです。
あくまでも、ジムカーナの地方戦の下から数えた方が早い運転手の個人的な感想です。
Link:
アルト ワークス | スズキ