野良の姉妹猫と仔猫たちもきた
野良猫と赤ちゃんを保護して3、4日経ってくるとはな多少慣れてきたのか、寝室の入り口から「家政婦は見た状態」で遠巻きにあーちゃん(オチビちゃんとも呼んでいる)と赤ちゃん猫の様子を伺います。
はなが唸りながら段ボール箱を覗くとあーちゃんに追い払われます。母は強しだね。
* * *
去る5月5日16時半ごろ、外出から戻ってくるとエアコンの室外機の横に置いてあげていた冬の寒さよけ段ボール箱でしっぽちゃん(あーちゃんの姉妹猫。尻尾が短い)が出産していました。
産んだ時の勢いか、1匹、薄茶色の子が段ボール箱の縁に引っかかっていました。産んでしばらく経っていたのでしょう、へその緒が段ボール箱に付き乾燥してしまっていたために段ボール箱の縁に体が引っかかっていたのでした。急いでハサミを焼酎で消毒し、段ボール箱にくっついているへその緒を切り引き剥がしてやりました。
あまり怖がらせないように気をつけていたつもりですが、数日後、洗濯物や布団干しをする私を警戒してか赤ちゃんを連れて引っ越してしまいました。
それから約1ヶ月の間、近所を定期巡回しつつ日向ぼっこや夕涼みに訪れるしっぽちゃんを見かけはするものの、近くで赤ちゃんの物音や鳴き声は聞こえません。赤ちゃん猫は死んでしまったのかと思って残念に、そして警戒させてしまったことを申し訳なく思っていました。
ところが...
6月8日(土)、窓を出入りするあーちゃんとその赤ちゃん猫の様子を見て、姉妹猫のしっぽちゃんが部屋に上がりこむようになりました。
しばらく部屋で過ごしては出て行くので、まぁ良いかとそのままに。
ガタガタを窓のなる音がしたので、しっぽちゃんか、はたまたあーちゃんが赤ちゃんを連れて引っ越したかと思ったらミーミーと仔猫の鳴く声がします。
あれ?赤ちゃんの声とはちょっと違う。寝室からも、窓の外からもミーミーと聞こえてくる。
寝室を覗いてみると、
だれ?あんた。
生後1ヶ月ぐらいの仔猫。
あれ?もしかして死んだと思っていたしっぽちゃんの子?
なんて思っているうちにしっぽちゃんが仔猫を咥えて窓から入ってきた!
生きてたのか。死んじゃったかと思っていたのに無事に生きていたんだね。
っていうか、まだ窓の外から声がするっていうことは、4匹全員生きていたってことね。っていうか全員連れてくる気ね!
姉妹猫が部屋に入り赤ちゃんと一緒に面倒を見てもらっているのを見て、「それなら私と子供たちもよろしくね」ってことでしょうか。
えー、マジっすか。
あー、この子たちの里親も探さないとか(涙)。
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Flickr: alley cat